昇格決定からまる一日、ようやく冷静になってきたところで、自分の思うところを書いてみたいと思います。
まさに「劇的」という言葉が当てはまる一日、いや一年だった。これまでの、土壇場になかなか勝負強さを発揮できないベガルタは、、、もういなかった。スコアの面においても、とにかく「強い」を印象づけた水戸戦。昇格のプレッシャーで硬くなるどころか、自分たちはできるんだという自信にあふれていた。他会場の結果次第ではあったものの、ライバル甲府・湘南がそろって引き分け以下。ついには勝負の神様までも味方につけ、最速J1復帰を果たした。サポの脳裏にはいろんなことがよみがえってきただろう。にわかサポの私でさえ、胸にこみ上げるものがあった。大分との最終節、スタジアム中に響く残留を喜ぶ歓声は、今も忘れることができない。悔しい。。。本当に悔しかった。翌春の延岡キャンプ、見学者の少なさに驚いた。J1とJ2の間にある見えない大きな壁を感じた。度重なる監督交代。手に届くようで遠かった入れ替え戦。やっとつかんだジュビロとの入れ替え戦、誰もがJ1復帰を信じた。出口がもうそこまで見えかかったところで、また暗闇に引き戻された。チームも選手もそしてサポーターも、もがき続けた6年間。。。
ヤマハで流した涙は、無駄ではなかった。一年遠回りはしたけど、チームとしての組織力を上げJ1復帰一番乗りを果たした。おそらく、セレッソとベガルタは来季J1でも旋風を巻き起こすであろう。そう信じている。タカの貢献も計り知れない。試合後タカは言った、今年初めてチームの役に立てたと。自らのゴールで多くの窮地を救った。まさに「劇的」と呼べるシーンの中心にタカはいた。スーパーサブという呼び方は好きではないけど、チームになくてはならない絶対的「切り札」だった。正直、タカにとっては戦いづらいシーズンだったかもしれない。ユキヒコというクロッサーもいない中で、自分をどのように表現していくか悩んだはずだ。キャンプで得点できず、開幕当初はベンチ入りすらできなかった。しかし、努力は彼を裏切らなかった。誰にも譲らない制空権。もし、タカのヘッドによってライバル湘南から得た勝ち点4がなければ、今頃まだ混沌とした昇格争いをしていただろう。あのオレンジか赤色のスパイクを履いてる選手は、昇格戦線に大きな影響を与えた。そう言って間違いはないはずだ。
最後に、、、去年書いたこの日記も今となっては懐かしいね。今日みっちゃんからメールが来ました!ベガルタ昇格したんですよねって。昨日めずらしく深夜にスポーツ番組見てて、びっくりしたらしい。川西のみんなが、あなたを応援しているよそれにしても、佐々木さんいい文章書くぜ♪サポの写真もウルッてくる。
そして、本日のサテライト大宮戦。きちっとゴールしてくれましたね。昨日は、守備に専念しようと思ったらしいので、今日は逆に攻撃的にやってくれるんじゃないかと思ってました。丸亀での活躍も期待しています。